作成・変更したファイル バックエンド(新規): apps/mail/models.py — MailSender, MailEmail, MailNotificationToken apps/mail/serializers.py apps/mail/views.py — Windmill用API、フィードバック、ルール管理 apps/mail/urls.py apps/mail/admin.py マイグレーション(自動生成・適用済み) バックエンド(変更): settings.py — apps.mail 追加、MAIL_API_KEY/FRONTEND_URL 環境変数 urls.py — /api/mail/ 追加 フロントエンド(新規): mail/feedback/[token]/page.tsx — 認証不要、フィードバック3択+スコープ選択 mail/rules/page.tsx — ルール管理(一覧・追加・削除) フロントエンド(変更): Navbar.tsx — 「メールルール」メニュー追加 types/index.ts — MailSender, MailEmailFeedback 型追加 次のステップ(Windmill側) Keinaシステム側の実装は完了しています。次はWindmillにIMAPポーリングスクリプトを書く必要があります。Windmillのスクリプトが必要になったタイミングでお声がけください。
4.8 KiB
最適化フィルタ仕様書 (v2.1)
1. システム目的
Gmailから取得した生データを、プログラムによる**「脊髄反射的処理(静的フィルタ)」で徹底的に選別・加工し、人間と同等の判断が必要な「思考的処理(LLM判定)」**へ渡すトークン量を極限まで削減する。
2. 処理フロー概略
- 静的除外: ドメイン・キーワードによる即時廃棄。
- 定型処理: 認証・通知・配送状況などの「構造が既知」なメールの自動抽出。
- クレンジング: HTML・署名・引用の完全除去による軽量化。
- LLM判定: 絞り込まれたテキストのみを最小トークンで判定。
3. 詳細仕様
3.1. フェーズ1:静的フィルタ(LLMバイパス)
以下の条件に合致する場合、LLMステップを呼び出さず処理を完了させる。
-
ブラックリスト判定: 以下のドメイン・送信元は即時廃棄(または「通知不要」としてDB記録)。
-
mail.aliexpress.com,instagram.com,facebookmail.com, 各種メルマガ(件名に「PR」「メルマガ」を含むもの)。 -
認証・セッション系:
-
対象キーワード:
認証コード,セキュリティコード,ログインのお知らせ,ワンタイムパスワード. -
処理:
FromとSubjectを結合した文字列のみをLINE通知へ送り、終了。 -
重複排除(Deduplication):
-
過去24時間以内に同一の「送信者+送り状番号(ヤマト等)」または「送信者+件名」を処理済みの場合、ステータス更新のみを行い、新規通知としては扱わない。
3.2. フェーズ2:定型データ抽出(正規表現エンジン)
LLMに文脈を読ませるのではなく、正規表現で特定の値を抜き出し、通知文を自己生成する。
-
配送状況(ヤマト運輸・Amazon等):
-
[0-9]{4}-[0-9]{4}-[0-9]{4}(伝票番号)を抽出。 -
「お届け予定」「完了」などのキーワードを抽出し、固定フォーマット化。
-
金融・決済(JAバンク・カード会社):
-
[0-9,]+円(金額)および[0-9/]{5,10}(日付)を抽出。 -
「支払金額:〇〇円、期日:〇〇」として構造化。
3.3. フェーズ3:テキスト・プリプロセッサ(クレンジング)
LLMに渡す場合でも、以下の処理を「必ず」事前に行う。
- HTML剥離:
BeautifulSoup等を用い、タグ・スタイル・スクリプトを完全除去。 - ノイズ除去:
https?://\S+→[URL]へ置換。- 行頭の
>(引用)および、空行・連続スペースの削除。 - 定型フッター(「本メールに心当たりがない場合」「配信停止は」等)をキーワードリストに基づき一括削除。
- ペイロード制限:
From,Subject,Body(先頭300文字)をJSON形式にパックする。
4. LLM判定フェーズ(最終関門)
4.1. プロンプト定義
出力トークンを最小化するため、LLMには**「1文字のランク」**のみを返させる。
- Input:
{"from": "...", "sub": "...", "body": "..."} - System Prompt: 「このメールが吉田さんの業務(農業・システム開発)や資産保護において、即座に確認すべき『重要』なものか判定せよ。
1: 即時通知が必要(重要・緊急)2: 1日の終わりにまとめて通知(低緊急・要確認)3: 通知不要 出力は数字1文字のみとせよ。」
5. フィードバック・学習仕様
システムを改善し続けるためのデータ循環構造。
-
通知インターフェース: LINE通知の下部に「不要」「毎日」のリンクを設置。
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データベース(PostgreSQL):
-
feedback_table:sender_domain,subject_pattern,user_decisionを記録。 -
動的更新:
user_decisionがignoreになったドメインは、自動的に「3.1. ブラックリスト」へ同期される。
6. 実装上の留意点(Antigravity等)
- タイムアウト対策: 1通あたりの処理時間を最小化するため、DB照会はインデックスを貼った高速なものにすること。
- エラーハンドリング: Gmail APIの取得失敗時や、LLMが数字以外を返した際のデフォルト値は「通知(1)」として、重要なメールの消失を防ぐ。
仕様書は以上となります。Antigravityでの実装において、具体的なPythonコードの記述や、LINE Botとの連携部分でサポートが必要になりましたら、いつでもお声がけください。
次は何をお手伝いしましょうか?